2023年5月29日 (月)

5月絵画工作クラスまとめ

5月。絵画工作クラスもいよいよ後期(6月~10月)クラスがスタートしました。

頑張りました!『虫かかご作り』
まず皆の大好きな「カブトムシ」を折り紙で。赤ちゃんカブトムシも半分のサイズにして折りましたよー。Photo_20230612162401
2色のクレープ紙を使った葉っぱも綺麗に切れました。
(ちゃんと“虫食い穴”つきでとってもリアルです。)
次はひも貼りとモール通しです!皆さんセロテープの扱い上手になりましたねー。
こちらが完成品。
『本物』の虫かごの出来栄えに皆大満足!でした。

514日の母の日に向けて描いた『お母さんの肖像画』 Photo_20230612142001

首飾りは折り紙で一つ一つ丸を切り、ノリで貼り合わせました。
背景は丁寧に絵の具で塗って。
完成しました。

絵の中のお母さま。
少しおめかしして微笑んでいます。
お子さまからこの絵をプレゼントされたお母さまのお顔が目に浮かぶようですね。
 

トイレットペーパーの芯で工作
『飛んでけビュンビュン』3

うさぎ、カエル、🚀ロケットの完成度の高さ!
パーツだけでなく、ボディ全体に色紙を丁寧に貼って仕上げているので
もうトイレットペーパーとは分かりませんね。

割り箸の発射機 飛びました~。
盛り上がりました。
発表の際、ご覧になったお父さまもお母さまもびっくり!!

『お手本を良く見て塗り絵をしよう』

Photo_20230612154501先生と一緒に一本づつ線を書き、言われた場所に指定の色を塗りました。
こちらの用紙、B4サイズの大きな紙なんです。

これだけ大きな紙にフリーハンドで
決められた位置に、まっすぐな直線を引くこと。
この難しさがお判りでしょうか。

色塗りも、大人顔負けの美しさで素早く仕上げていきます。
塗り絵、色塗りは集中力が身につきます。
以前は、おおよそ20分で集中力が切れていたお子さま方。
途切れぬ集中力、まるで別人のようです。


5月絵画工作クラスでは、この他にも

・紙芝居を見て絵を描こう(『ぼくのへんてこロボット』)
 あらすじをお友だちと話し合う
 ①面白かった場面 ②ロボットにやってもらいたい事 の絵を描く
  (色鉛筆・A4白紙)

・お話を聞いて絵を描こう(『当番ってなあに』)
 お話を聞いてあなたはどんな当番がやりたくなったかな?
 (クーピー・B4白紙)

・宇宙旅行をしよう(想像画・発表プログラム)
 未来では、宇宙旅行が当たり前?(画用紙・クレヨン)

などの課題にも取り組みました。


こうして見ておりますとお子さま方の成長の著しさには
本当に驚かされるばかりです。

際立っているのが、『使い終わったお道具のお片付け』。

クラススタート時には、お片付けは「大人がやってくれるもの」と
ぼーっとしていたお子お子さま方も多数の状況でした。
今ではお子さま全員が『自分から進んで』、しかも『早く』『綺麗に』こなしています。

半年足らずでのこの変化!嬉しい限りです。

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2023年3月27日 (月)

春の絵手紙

Img_20230319_1420002_20230327105301
やわらかな日差し、風が心地よい季節となりましたね。
もう春休みが始まっているお友だちも多いことと思います。
さてわたくしごとですが、この度念願の相田光男先生の絵ハガキを購入いたしました。
今が「旬」のサヤエンドウが瑞々しく印象的に描かれていて、とっても素敵でしょう?

さて、「ふーん」と思ってお聞きになっていた皆さん。
申し訳ございません。先生真っ赤な嘘を申し上げました。
こちらの絵ハガキ。なんと、なんと。
今月3月の絵画工作クラスの制作課題「春休みに絵手紙を出そう」にて年長児のお友だちが描いた作品なんですよー。
(びっくり!)
クレヨンと絵の具を効果的に使う事で、本物のような立体感と瑞々しさが生まれています。
こちらの作品も、同じ課題で年長児のお友だちが描いた
アスパラガス、タケノコ、チューリップ。(プライバシー等保護の為、一部お写真を隠して掲載しています)
MarkMark_20230327112501Mark_20230327112502
「春」の季節が大渋滞ですね!
さて、こちらの制作課題。
出来上がった絵ハガキにはお母さまに本物の切手を貼っていただき、この春休みにおじいさまやおばあさまにあてて送る事になっているんです。
当教育の「あいだみつお」先生(笑)は、サヤエンドウの絵ハガキを、おばあちゃまに送るそうです。
おばあちゃまのびっくりされたお顔、目に浮かぶようですね。

3月の絵画工作クラスでは
「新聞紙を使って作ろう」(ライオンやゾウなどに大変身!)
「おもしろかった事を絵に描こう」(お話を聞いて印象に残った場面を絵に描きました)
「あなたの好きなおもちゃを写生しよう」(一番大切なおもちゃをお教室に持参して)
などの制作課題にも取り組みました。
限られた時間の中で、制作、発表、そしてお片付け。
集中力、表現力、巧緻性、社会性。
皆さん、ぐんぐんとついてきています。
そう言えば、間もなく後期5月からの絵画工作クラスの募集を行うようですよ。
ご興味のある方は、どうぞご連絡ください。
それでは、本日はこのあたりで。
皆さま、又お会いしましょう。

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2023年2月16日 (木)

折々の季節の事

季節の行事や事物。小学校入試では、常識問題の定番ともいえます。が、
お教室の様子をちょっとのぞいてみますと・・・
お子さまたち、少し意外なくらい「知らない」が多い、のです。

例えばまだ記憶に新しいはずの、お正月のあれこれ。

「門松」「羽子板」「鏡餅」の絵を見ても、さっぱり「知らない」。
「おせち」で、好きなのは?「食べたことない」。
・・・なんだかさみしくなってまいりました。


確かにお正月でも、門松のないお家を見ることも増えてまいりました。
「おもちゃ屋さん」が壊滅的に減少して、子どもたちが店先にならんだカラフルな羽子板を手に取るような機会も失われてしまいました。
ご自宅で餅つきをして、鏡餅をつくる習慣のあるご家庭も少なくなったことでしょう。

でも、小学校の入試では普通に出題されます。では、どうすれば良いのか。


勿論、お子さんと「百科事典」などの本を広げて、絵や写真を見ながら「学習」することも一つの方法でしょう。
しかし幼児にとって、実際に見たことのない、体験したことのない事柄を、絵や言葉のみで理解し、記憶する事は非常に難解なことです。
いえ、大人でも上記のような学習方法では、記憶に残りにくいのではないでしょうか。

小学校受験を目指す家庭であれば「毎月のように行事を実践する」結局のところこれにつきます。

杵とうすでなくとも、今は家庭用の餅つき機があるのですから、お子さんと鏡餅を丸めたり、のし餅をつくるのも良いでしょう。
(つきあがりはとっても熱いので、やけどには十分注意してくださいね。又餅つきの途中でかならずできる「おこわ」で作った塩むすびは格別です。ぜひともご賞味あれ。)

おせち料理。お重の中身全てが手作りでなくとも、お煮しめ、紅白なます、ごまめ、黒豆、たたきごぼう等々。
一品、二品でも良いのでご用意してみてはいかがでしょう。市販のものと比べると、断然美味しいですしね。
(そういえば子どもの頃、我が家では栗きんとんの「あん」の裏ごし作業と「お重詰め」は、私たち子どものおきまりの分担でした。)

春の七草。ひよこ草(はこべ)、ぺんぺん草(なずな)、母子草(ごぎょう)道ばたでも見かけますが、お子さんと探してみましたか?
汚れの心配のないものは、ぜひ七草がゆにして味わって。
(かぶ(すずな)大根(すずしろ)はお台所で確認ですね。)


大切な事は、お子さんも準備段階から参加してもらうこと。
お子さんの心と記憶に、行事そのものの意味、何をするのかがしっかりと残ります。
要は「記憶の引き出し」を作ってあげるわけですね。

勿論手間はかかりますが、子どもの成長過程において、家庭でのこのような体験をし記憶を積み重ねることは
特に情緒の安定などの人格形成面において、欠かせない重要なものだと言えます。
そして、数は減っているとはいえ、ご家庭によっては「当たり前」に行っていること。

小学校側の出題意図は勿論「季節の常識」のペーパー学習をしっかり行ったかをチェックすることではなくて
ご家庭の子育てに対する考え方、態勢を見ることにあるわけです。

季節の記憶の引き出しが、空っぽ。のお子さん。
小学校入試は抜きにして、なんだか怖いですよね。


Photo_20230216150501 こちらのお写真は、今月最初の絵画工作クラスにて。
2月ということで、節分の「鬼のお面」を作製しました。
出来上がったお面をつけて、皆でポーズ。(『戦うぞー!』だそうです笑)
お子さんたちの本当に楽しそうな様子が印象的でした。

来月三月といえば、「桃の節句」がありますね。
ぜひご家族で行事を楽しんで、お子さんの季節の「引出し」に素敵な記憶をしまってあげてくださいね。

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2023年1月24日 (火)

分かりますか?

Photo_20230124125401

さて、問題です。
こちらの絵画の作者、作品名を答えて下さい。

えー。静物画。印象派・・・ですよね。
静物画の有名な印象派の画家っていったら
ルノワール?、モネ、マネ、えーっとシスレーかな。
タイトルは「果物のある風景」だっけ・・・。


真剣に考えてくださった方。
ごめんなさい。この画家は、まだ世に知られていないんです。
こちらの作品は、今月1月の絵画工作クラス「写生をしよう」Photo_20230124131501で新年長(現年中)さん受講生によって描かれたものです。
季節の果物と、カップをクレヨンと水彩絵の具を使って描きました。
入試の本番で、もしこんな作品を描いているお子さんがいたら、小学校の先生方もきっとびっくり!ですね。

こちらの作品を描いた画伯を、後ろから1枚撮らせていただきました。
使ったパレット等のお道具は、各子ども画伯が自分で綺麗にします。これも制作の一環。とっても大切な事ですよね。


Photo_20230124125901
今年は卯年。
ということで、クラスの皆で「うさぎの親子」も描きました。
こちらを振り返っているのは子うさぎさんかしら。いったいどんなお話しているのかな?

さて、このブログをご覧になったお友だちの皆さん。
皆さんが考えたお話を、ぜひまる子先生にメールでお知らせしてください。
送り先(📧 info@nihon-eisai.co.jp)
先生が素敵だなーと思った作品は、又の機会にこちらのブログでご紹介させていただきますからね。
それでは本日はここまで。
皆さん又お会いしましょう。

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2022年12月22日 (木)

今週の絵画クラス

2022122 今週の絵画工作クラスの課題は『大好きなお父さん』を描くこと。
さて、お父さんの顔ってどんなだったかな?
クレヨンと絵の具を使って、時折考えながら一生けんめいに取り組みます。
お迎えに来たお父さま。絵とお顔を見比べてしまいますよね。
皆さん本当に『そっくり』でした(笑)

紙芝居(りんごの美味しいわけかた)を見て『大好きな場面を描く』課題ではお父さま、お母さまの前での発表も上手にできました。

そしてクリスマスが近いので、『飛び出すクリスマスカード』を作ってみました。
子どもたちからの思いがけないプレゼントに、お父さま、お母さまの『びっくり』された笑顔がとても素敵でした。

もうすぐクリスマス。
🎅サンタクロースのおじさんが来てくれるのが待ちきれませんね。
皆さんはサンタさんにどんなお願いごとをしたのかな?

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2022年12月 7日 (水)

力作続々

20221204 今週より、新年長児絵画工作クラスがスタートしました。

「今日のクラス、とっても楽しみにしてたんだ!」とにこにこの笑顔でお話してくれた男の子。おばあちゃまと一緒に買いに行ったという素敵なお道具を誇らしげに見せてくれました。


『大好きなお母さんを描こう』クレヨンと絵の具を使って描きました。

パレット、絵筆を綺麗に洗って、お片付けも頑張りました!

スチレン皿を使ってのサングラス。初めてのカッターナイフは先生に手を添えていただきながら頑張りました。

「苦手意識を感じられているお母さまが多いようです。マイナス意識を大人が決めつけないようにご指導いたしました」とご担当の先生。


授業の最後には、お子さまが作品を見せながら発表します。

笑顔と自信に満ちたお子さま方。2時間足らずの間に一回りも二回りもお兄さん、お姉さんになったようです。

中には感激して涙されるお母さまも。

絵画工作のクラスには、小学校入試の合格に必要な要素が詰まっているといつも感じます。

今後のお子さま方の成長が楽しみでなりません。

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